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No.072 最近のインクジェットプリンタ
概要
・最近、家で使うプリンタをレーザプリンタからインクジェットプリンタに変更した。
・写真を綺麗に印刷でき、両面印刷が可能で、紙が曲がらず、軽くて小さい点などは良いと思う。
・故障時の対応も良く、サポートがしっかりしていると感じた。
・だが、黒印刷で色インクが減る点、詰め替えインクへの対応、両面印刷の速度は不満。
(2006/01/29)

インクジェットプリンタ買いました。
 半年ほど前に、家で個人的に使っているプリンタを買い換えました。しばらく使ってみて、良い点、悪い点が見えてきましたので、報告しようと思います。

 以前はNEC製の「Multi Writer 2300」というレーザプリンタを利用していました。この機種は両面印刷ができる割に価格が安くて使い勝手も良く気に入っていたのですが、内部を清掃しても印刷に汚れが目立つようになってきたため、買い換えることにしたのです。

 私は写真などよりもモノクロの文書を印刷することが多いので、当初は同じようにレーザプリンタを考えていたのですが、最近のインクジェットプリンタを見て考えを変えました。両面印刷が可能で、以前と比較して印刷速度も改善され、なんと言っても価格が安い。その上、カラーでデジカメの画像を印刷すると、ものすごく綺麗に印刷されます。

 なので、レーザプリンタにこだわることもないと思い、キャノン製の「PIXUS iP4100」というインクジェットプリンタを購入しました。この機種は黒インクを2種類持っています。カラー印刷に関しては、性能的に上位機種に劣るのですが、モノクロ中心に印刷する私には向いていると思い、購入を決めました。

素晴らしい点は多い
 とりあえず、写真はものすごく綺麗に印刷されますね。専用紙を使うとDPE専門店に持って行くのと同じくらい綺麗に印刷できます。これじゃDPE店が流行らなくなるのも理解できました。印刷のためのソフトウェアもとても使いやすかったです。

 レーザプリンタだと熱で紙が熱くなるので、葉書などは反ってしまいますが、インクジェットならそんな心配もありません。消費電力も少ないですし、サイズも小さく場所を取りません。さらにキャノンのPIXUSシリーズはデザインも格好いい(と私が思う)ので、インテリアとしても良い感じです。

 さらに、なんと言っても価格です。実売価格が1.5万円ほどなのです。A4用レーザプリンタで標準機能で両面印刷可能なモデルだとその5〜6倍はするのです。もちろん、私はノジマの株主なので、優待券を使って1割引で購入しました。

 しばらくの間は、普通の文書中心に印刷することが多かったので気がつかなかったのですが、写真を印刷したら最後の部分に3本の筋が入っていることに気がつきました。専用紙を使っても、ヘッドクリーニングをしても直らないので修理に出しました。(直接キャノンに出さないで、ノジマ経由で出しました。)

 修理期間は2週間ぐらいかかったのですが、なんと新品になって返ってきたのです!!やっぱり修理するよりも新品に交換した方が安いのでしょうか。さらにモデルチェンジの時期だったためか、「PIXUS iP4200」という新モデルに交換してもらえたのです。ラッキー!!

 キャノンの修理対応に関しては、私にとっては満点以上でした。やっぱり、好業績で優良企業の余裕という事なのでしょうかね。

でも、不満な点も多い
 ただし、不満な点も多いというのは事実です。

 不満な点は次の3つ。モノクロ印刷なのに他の色インクも一緒に減る点、詰め替えインクを使うとインク残量が表示されない点、両面印刷の速度です。

 文書をモノクロで印刷すると、この機種だけなのかどうか判りませんが、他の色インクも徐々になくなっていくのです!!その消費量も微量ではなく、かなりの量と速度で消費されていくのです。

 私の経験だと、A4サイズの普通の文書をモノクロで1000ページぐらい印刷したら、黒のインクが空になりました。この時、黄色と紫色も半分ぐらいに、水色も3分の1ぐらい減っていました。この機種は、黒色を2種類(顔料系と染料系)搭載していて顔料系の黒色が消費されるはずなのですが、なぜか染料系の黒色も微妙に消費されていました。

 正規のインクカートリッジは1本で約1000円します。黒だけなら我慢できる範囲内だと思いますが、他のインクも購入しなければならないとすると、印刷コストが急上昇してしまいます。

 正規のインクカートリッジが高すぎるので、詰め替えインクを使うことにしました。価格は4分の1ぐらい。価格差がこれほどあると、正規品なんて誰も購入しないでしょう。と思っていたら、インクを詰め替えてカートリッジを入れると「詰め替えインクはサポートしません。」というメッセージ。これを無視するとインク残量が表示されなくなりました。

 インクジェットプリンタの場合、本体を安く売ってサプライ品で儲けるというビジネスモデルなので、詰め替えインクはキャノンにとって死活問題なのは理解できます。でも、それが嫌なら自社で詰め替えインクを提供すればいいと思います。こんな嫌がらせみたいな事をしなくてもいいのに。ま、大企業らしい対応ですけどね。

 本体が約1.5万円で、インクカートリッジが1本約1000円。この機種の場合、5本のインクカートリッジが入っているので本体部分は、たった1万円の価値しかないということになります。最新機種なのに。価格の構造が歪んでいるように思えるのは、私だけでしょうか。

 あと両面印刷の速度は実用に耐えません。A4サイズの普通の文書を両面印刷すると、1枚で約1分もかかります。片面なら、もう少し早く印刷できます。両面印刷の場合、用紙をひっくり返す時に10秒ほど時間がかかるからです。いずれにせよ、ビジネス用途で使うには苦しいと思います。

 結論です。インクジェットプリンタは、個人が普通に使うのなら満足できますが、ビジネス等の用途で大量印刷するには、まだまだ改良が必要だと思います。

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