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No.084 ゲーム専用PCの作成
概要
・次の会社へ就職するまでの期間を利用して、ゲーム専用PCを作成した。
・最新の機器やRAID0、SLIなどを採用し、水冷とi−RAMは断念した。
・業務用PCとゲーム専用PCで、仕様の差が大きくなってきていている。
・ゲームはパソコンの性能ではなく、腕の方が重要。
(2006/08/27)

現在、無職です
 「戦争中に動けなくなって死んじゃう。もっと早いの作って。」という、普通の人が聞いたら何のことかよく判らない我が奥様からの要望により、リネ2専用の高速パソコンを作ることになりました。今使ってるのも、そんなに遅いパソコンじゃないはずなんだけどな...。ま、今は半月ほど無職期間で、少しだけ時間がありましたので、久しぶりに自作パソコンを作ることにしました。

 私自身はリネ2というネットゲームはやったことがないのですが、3Dグラフィックをかなり多用しているゲームのようで、高性能パソコンが必要らしいです。予算はどれくらいなのと聞いたら、25万円ぐらいまで大丈夫とのこと。おい、本体だけで、そんなにお金をかけるのかよと思ったのですが、最近はパソコンの性能を高速化するための新技術がいくつか存在しており、お金もかなりかかるようです。

 最近、私はビジネス用パソコンしか使ってなかったので、高性能パソコンに疎い状況でした。そこで、ネットや書籍で最近の状況を調査して構成を決定しました。

機器の仕様と感想
 機器の購入は当然のように秋葉原。今回はケースや電源なども購入する予定だったので、埼玉から車で行きました。首都高は激混み。やっぱり、都心は車だと厳しいですね。昔は駐車場だったところが、現在は秋葉原UDXという巨大ビルに変身。最近の秋葉は変化が激しいね。その地下が大きな駐車場になっているので、ここへ車を止めました。

 まずCPU。これまでは自作パソコンにインテル製を使うことが多かったのですが、今回は消費電力の低さとコストパフォーマンスを考えてAMDにしました。4200+の低消費電力版です。最近はデュアルコアなんですね。昔、CPUを2個買ってデュアル構成にしたことを思い出しました。

 メモリはノーブランドDDR2−800の1GBを2個。ブランド品は高くて断念。

 マザーはギガバイトの高性能なものにしました。GA−M59SLIS5です。いい音源を搭載している点とCPUが良く冷えそうだった点を評価しました。

 ビデオカードはELSAのGLADIAC776GT256MBを2枚。最近のマザーボードでは、SLIと言って、ビデオカードを2枚使って描画性能を高速化する技術が使えるとのことです。奥様が「リネ2はELSAのビデオカードじゃなきゃだめ。」という要望を出してきたので、コストパフォーマンスを考えてこれに決めました。最近、ビデオカード用の冷却ファンを大型に変更したV2.0というモデルが発売されたので、これを購入しました。

 しかし、2個買った内の1個がなんとV2.0とパッケージには表示されているのに中身は旧型でした。ELSAのサポートセンターに電話したところ、販売店で交換してくれとのこと。販売店もすぐに交換してくれました。

 ハードディスクは高速化のためにRAID0にする予定だったので、MaxLine3の250GBを2個購入しました。ちなみに、WindowsをRAIDのハードディスクにインストールするためには、フロッピーディスクドライブとドライバディスクを作成するためのパソコンが必要になりますので、注意が必要です。

 本当はi−RAMというメモリをハードディスクのように使える機器を使ってみたかったのですが、最新のマザーに対応してないようだったので断念しました。(もし使えるようなら、教えて欲しいです。)

 SLIを使うためには、良い電源が必要らしいので、オウルテックのSS−500HMという、私の中では結構高価で良さそうな電源にしました。

 最後にケースですが、CPUの冷却方式をファンによる空冷式ではなく、循環冷却水による水冷式にするつもりだったので、最近発売されたサーマルテイクのVD4000BWSにしようと考えていました。

 でも、販売店の店員さんに確認したところ、水枕が最新のCPUの形状(ソケットAM2)に対応していないとのことだったので、これも断念しました。在庫もありませんでしたし。結局、電源との相性を考えて、ケースもオウルテックのOX22というのにしました。前面に付いている温度計が少し格好いい感じでした。

 価格は締めて約20万円。水冷式とi−RAMを断念したので、予算内に収まりました。ここ数日間は、ほぼ順調に動作しています。でも、USBキーボードが接続されていると、なぜか上手く起動しないという点で困っています。

業務用PCとの差
 今回、ゲーム専用パソコンを作ってみて感じたのですが、もう普通のビジネス用パソコンとは別物ですね。ビジネスパソコンの場合、本体価格は10万円以下が当然ですし、CPUもデュアルコアなんて不要ですし、メモリも256MBで十分ですし、ビデオカードもSLIどころか3D機能は不要ですし、音なんて何でもいいし...。

 パソコンも他の分野と同様に2極化が進んでいるという気がします。極端な高性能高価格か低性能低価格しか生き残る道はないのでしょう。(高性能低価格はどこかで必ず矛盾しますし、低性能高価格は論外ですからね。)バブル崩壊後に鍛えられた今の消費者は、中途半端では見向きもしないという感覚になってきているのだと思います。

 最後に、ゲームの方はどうなったかというと、やっぱり戦争では死ぬそうです。ゲームはパソコンの性能ではなく、結局は腕なのですよ。>我が奥様

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