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No.093 パソコン利用時間の把握
概要
・社員の大体の労働時間を把握するため、パソコンの利用時間を測定した。
・簡単なログオンスクリプトとログオフスクリプトを作成した。
・まれに正常に実行されなかったが、大体の労働時間は把握できた。
・ホワイトカラーエグゼンプションは必要のない制度なので、成立しないで欲しい。
(2007/01/21)

労働時間の調査
 私が勤務している会社のみなさんは、本当によく働きます。特に最前線で働いている社員の方々は、この時期から年度末へ向けてラストスパートということで、夜遅くまで働いています。私自信は管理部門で働いていますので夜遅くまで働きませんが、他の方々については、健康面が心配になってきました。

 社員数200名ほどの小さな会社ですので、私が勤務している総務部という部署は、情報システム部としての機能も、人事部としての機能も持っています。当然ながら、勤怠管理も社員の健康管理も労務管理も私の業務範囲の一部なのです。(総務部も人事部も大変だね)

 36協定や労働基準法などがあるため、私も含めて管理監督者に該当しそうな方は良いとしても(健康面からは決して良いことではありませんが)、一般社員の方々に無理な労働を強いることはできません。

 でも、各部署から提出されてくる勤務管理表を見ると...あれ?...これは...変だな。

 タイムカードに記録された時間ではなく、実際の労働時間を把握する必要があると感じました。

WSH
 私が勤務している会社では、パソコンを一人に一台付与していますので、パソコンの起動時間がほぼ勤務時間という事がほとんどです。そのため、各パソコンのイベントビューアを見れば出社、退社の時間は大体把握できると思ったのですが、最近になって、休んでいる人のパソコンが高性能だと他人が使うことがあったり、パソコンの電源を切らない人がいるということが判りました。

 なので、ユーザIDごとに把握することにしました。WSH(ウィンドウズスクリプティングホスト)を使って、ログオンスクリプト、ログオフスクリプトを作成して、サーバに誰でも書き込める隠し共有を作成して、そこにユーザIDごとにファイルを作成して、ログオンとログオフの時間を記入する仕組みを作りました。

 現時点では、なぜかまれにファイルに記録されないことがあります。低速ネットワークを検出しないようにしたり、ログオン時にネットワークを待つような設定にしたのですが、ダメでした。原因は不明ですが、ネットワークが追いつかないのでしょうか。とりあえず、今回は証拠が残る形で簡単にパソコンの利用時間を把握できればいいので、このままにしています。

 結果を見ると...やっぱり予想通りでした。システム管理者としての仕事ではありませんが、総務人事部としてなんとかしないとダメな状況です。

ホワイトカラーエグゼンプションは不要
 現在、ホワイトカラーエグゼンプションなる制度が議論されています。与党は選挙対策のため、しばらくの間はこの法案の提出を控えるようですが、選挙で勝ったら出してくるでしょう。早ければ2008年にも導入される可能性もあります。

 当然ですが、私はこの制度の導入に反対です。「労働時間を制限しなければ残業が減る」という馬鹿な発言をしている人間がいることが不思議で仕方ありませんね。サービス残業を追認するだけです。

 労働基準法上の「管理監督者」、そして「裁量労働制」。この2つの制度で十分でしょう。どうしても死ぬ気で働きたいという立派な(または、馬鹿な)人間は、独立して経営者になるか、裁量労働制に該当する仕事をするかで良いと思います。

 どうしても必要なら裁量労働制の枠を広げればいいと思います。ただし、裁量労働制って成功事例がないと思うのですが、どうでしょうか。裁量労働制なのに出退勤時間を拘束されたり、社員の士気が低下したりという話しか聞きません。

 逆に月45時間以上の時間外労働の割増率を上げる事も議論されています。こちらは、早急に実施すべきです。労働者を余分に働かせるためには金がかかるという意識を経営者に、より強く植え付けるべきです。この程度で倒産する企業ならば、存在しない方が世のためでしょう。

 そう言えば、余分な仕事が発生して外部業者に依頼しようとしたときに、社員を使えばタダだと言った、アホな経営者がいたことを思い出しました。サービス残業が前提という状況では経営者失格ですね。

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